智積院(京都)
智積院(ちしゃくいん)は
京都市東山区にある
真言宗智山派総本山である。
全国に末寺3千ヵ寺余り
そのなかには川崎大師などの
大本山もある。
参考→川崎大師
智積院はもとは紀州根来寺の
塔頭であったが秀吉と対立。
全山焼き討ちに遭い焼失。
その時の学頭の玄宥は
根来寺の再興を家康に懇願。
京都に寺地を賜り徐々に復興。
秀吉家滅亡後は
豊国神社を拝領し「五百仏山
根来寺 智積院」と称する。
江戸時代には隆盛を極め
真言教学全国一の坐につく。
金堂には本尊の
大日如来が安置されている。
明王殿は不動明王が祀られ
不動堂とも呼ばれる。
収蔵庫には国宝障壁画、
長谷川等伯「楓図」、
長男・久蔵の「桜図」
が収められている。
「利休好みの庭園」
と伝えられる庭園は
中国の廬山を模したといわれ
国の名勝に指定されている。
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金堂 |
所在地 |
京都市東山区東大路通七条下ル東瓦町964 |
宗派 |
五百仏山 |
宗派 |
真言宗智山派 |
寺格 |
総本山 |
本尊 |
大日如来 |
開基 |
玄宥 |
備考 |
京都十三仏霊場1番 |
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