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寿福寺(鎌倉)


寿福寺 総門 


 寿福寺(じゅふくじ)は
鎌倉市扇ヶ谷にある
臨済宗建長寺派の寺院である。

 鎌倉五山の第3位である。
正式名は「亀谷山(きこくさん)
壽福金剛禅寺」である。

 総門には「壽福金剛禅寺」と
「寿」は「壽」となっており
これが正式名と思われる。

 ここは、もとは源頼朝の
父・義朝の屋敷跡である。

 源頼朝が没した翌年の
1200年(正治2年)頼朝の
妻、北条政子が宋から栄西を
招いて開山、創建したという。

 現在は総門から中門まで
の参道と裏山の墓地だけ
しか公開されていない。

 総門から仏殿手前の中門
まで参道が真っ直ぐ伸びる。
きれいに敷石が詰められ美しい。

 仏殿の本尊・釈迦如来は
脱活乾漆造像。乾漆は粘土
などで作った原型の上に
麻布を漆で貼り固めた像。

 中門から左手奥の裏山に
墓地があり、墓地には
源実朝、北条政子の墓と
伝えられる五輪塔がある。


寿福寺 仏殿(中門より) 


所在地 鎌倉市扇ヶ谷1-17-7
山号 亀谷山
宗派 臨済宗建長寺派
本尊 釈迦如来
創建年 1200年(正治2年)
開基 北条政子、栄西(開山)
正式名 亀谷山 壽福金剛禅寺
備考 鎌倉三十三観音24番
鎌倉二十四地蔵18番



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