恵光院(和歌山)
恵光院(えこういん)は
和歌山県・高野山にある
高野山真言宗の寺院である。
参考→高野山
創建については
時期など定かではない。
しかし、弘法大師の
弟子・道昌僧都が京都より
五重の宝塔をこの地に
移したのに始まると云われる。
諸人の廻向(供養)を
行っていたことから
廻向院(えこういん)と
呼ばれていたという。
1308年(延慶元年)
京都の東寺より転任した
量調阿闍梨により中興。
しかし、その後衰退し
島津兵庫頭義弘により
再興されたという。
山門の提灯には「丸に十」
の島津家の家紋が見える。
徳川八代将軍の時代に
吉宗公の命により
「恵光院」という寺名に
改称されたと云われる。
高野山の塔頭宿坊であるが
掛け軸に書かれた梵字の「阿」を
見ながら瞑想する阿字観道場、
1日修行体験などに力を入れる。
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山門 |
所在地 |
和歌山県伊都郡高野町高野山497 |
宗派 |
高野山真言宗 |
寺格 |
準別格本山 |
備考 |
塔頭宿坊寺院 |
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