金剛三昧院(和歌山)
金剛三昧院
(こんごうさんまいいん)は
和歌山県・高野山にある寺院。
参考→高野山
多宝塔は国宝に指定され
世界文化遺産「紀伊山地の
霊場と参詣道」の一翼を担う。
1211年(建暦元年)
北条政子の発願により
源頼朝の菩提のために
禅定院として創建された。
1219年(承久元年)
三代将軍実朝の逝去に際し
その遺骨を納め、禅定院を
金剛三昧院と改めたという。
その後、将軍家の菩提寺、
鎌倉幕府と高野山を結ぶ
中心的寺院の役割も担う。
また、境内に勧学院が
建てられ南山教学の中心地
として栄えたと云われる。
本尊の愛染明王は
恋愛の成就祈願もあり
特に女性に人気があるという。
国宝の多宝塔は
源頼朝と源実朝の菩提を
弔うために建立されたが
残念ながら工事中であった。
総本山金剛峯寺の
塔頭寺院として宿坊も兼ねる。
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本堂 |
所在地 |
和歌山県伊都郡高野町高野山425 |
宗派 |
高野山真言宗 |
寺格 |
別格本山 |
本尊 |
愛染明王 |
創建年 |
1211年(建暦元年) |
開基 |
北条政子(発願) |
備考 |
仏塔古寺十八尊第11番 |
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