壇上伽藍(和歌山)
壇上伽藍は空海が
在世中に堂宇を営んだ聖地で
真言密教の根本道場、
高野山の信仰の中心地である。
参考→高野山
金堂、根本大塔を中心に
伽藍配置そのものが
曼荼羅を表現しているという。
金堂は高野山の
総本堂的存在である。
本尊は阿閦如来である。
根本大塔は伽藍の中心で
朱色が鮮やかな多宝塔である。
胎蔵界、金剛界の両界曼荼羅
の世界を立体的に現している。
中央に胎蔵大日如来、
四方に金剛界四仏、周囲16本
の柱に16大菩薩を配している。
根本大塔の左隣から
御影堂、准胝堂、孔雀堂、
一番端が西塔である。
右隣は愛染堂、大会堂、
三昧堂、東塔と並ぶ。
根本大塔前の不動堂は
入母屋造の住宅風仏堂で
国宝となっている。
三鈷の松は大師が投げた
三鈷が掛かったと伝えられ
松葉が3本という珍しい松である。
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根本大塔 |
所在地 |
和歌山県伊都郡高野町高野山152 |
山号 |
高野山 |
宗派 |
高野山真言宗 |
本尊 |
阿閦如来 |
開基 |
空海 |
備考 |
根本道場 |
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