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吉祥草寺(奈良)


吉祥草寺 山門 


 吉祥草寺(きっしょうそうじ)は
奈良県御所市茅原にある
本山修験宗の寺院である。

 大和盆地の南部、
西に葛城山を望む御所市
茅原(ちはら)にある。

 この地は修験道の開祖・
役行者(えんのぎょうじゃ)
の出生地として知られる。

 創建は役行者(小角)で
902年(延喜2年)
京都・醍醐寺の開山の
理源大師・聖宝が再興したという。
  
 本堂には本尊の
不動明王を中心とする
五大明王が祀られている。

 本堂隣の祖師堂には
役行者像と母公像が
安置されている。

 役行者像は32才の頃の
姿を写したものと云われ
あご髭がなく若き日の
役小角が偲ばれ珍しい。

 毎年1月14日の
左義長法要「大とんど」
でも知られる。

 雌雄一体の大松明を
燃やす迫力ある火祭りで
国の無形民族文化財である。


吉祥草寺 本堂


所在地 奈良県御所市茅原279
山号 茅原山
宗派 本山修験宗
本尊 五大明王
開基 役行者
備考 大とんど祭り



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