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金勝寺(奈良)


金勝寺 本堂(金堂)


 金勝寺(きんしょうじ)は
奈良県生駒郡にある
真言宗室生寺派の寺院である。

 千光寺・役行者
ゆかりの「元山上駅」から
生駒方向へ竜田川を渡り
急な石段を登ると境内に出る。
  参考→千光寺

 創建は定かではないが
寺伝によれば、746年
(天平18年)行基により
開創されたと伝える。
 
 かっては、境内四丁四方、
寺領700石、金堂、大講堂
など七堂伽藍と36塔頭を
擁したとも伝わる。

 しかし、天正年間に、
松永弾正久秀の焼き討ちに
遭い、ほとんどの建造物を
焼失したと云われる。

 現在の本堂(金堂)は
1666年(寛文5年)に
再建されたものという。

 本堂には本尊の
薬師如来像が安置される。
本堂西には摩崖仏があり
14体刻まれている。

 また、水子地蔵尊が
祀られ水子供養のお寺
としても知られる。

金勝寺 水子地蔵尊


所在地 奈良県生駒郡平群町椣原53
山号 椣原山
宗派 真言宗室生寺派
本尊 薬師如来
創建年 (伝)746年(天平18年)
開基 (伝)行基
備考 水子供養



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