TOP
報国寺(鎌倉)


報国寺 本堂


 報国寺(ほうこくじ)は
鎌倉市浄明寺にある
臨済宗建長寺派の寺院。

 杉本寺を後に報国寺に
向かう。滑川沿いを暫く
歩くと報国寺入り口、
そこから直ぐ山門である。

 鎌倉は谷戸といわれる
山あいが多いが、報国寺も
標高120mの衣張山麓にある。

 寺域も広く鎌倉五山・
十刹に次ぐ諸山に数えられ
官寺の寺格だったという。

 1334年(建武元年)
天岸慧広により開山
されたと伝えられる。

 開基については
足利尊氏の祖父・家時、
上杉重兼の諸説がある。

 山門を潜って右側の
石段を登ると本堂に出る。
右手に迦葉堂、左手に
茅葺きの鐘楼がある。

 本尊・釈迦如来座像は
木造、像高50.6cmである。
南北朝時代の作とされる。

 「竹の寺」で知られる。
美しい「竹庭」がある。
その足下に小さな風情の
ある石仏が佇む。


報国寺 石仏


所在地 鎌倉市浄明寺2丁目7-4
山号 功臣山
宗派 臨済宗建長寺派 
本尊 釈迦三尊
創建年 1334年(建武元年)
開山 天岸慧広
別称 竹の寺
備考 鎌倉観音霊場第10番
鎌倉十三仏第8番



TOP