海住山寺(京都)
海住山寺(かいじゅうせんじ)は
京都府木津川市にある
真言宗智山派の寺院である。
山号は「補陀洛山」
瓶原を一望する三上山
の中腹にある。
連なる山波みが観音
の浄土・南海の補陀洛山
のようで海住山寺の
由来とも云われる。
創建は定かでないが
寺伝では、735年(天平7年)
聖武天皇の勅願により
良弁が開山したと伝わる。
1137年に全山焼失し
1208年、笠置寺の貞慶
により中興。
貞慶は解脱上人とも
云われ南都仏教の復興に
努めたと云われる。
本堂は本尊・十一面観音
立像を安置する。非公開。
境内の国宝・五重塔は
裳階付きで初層内部に
心柱がない等の特徴がある。
高さ18mで室生寺の
五重塔に次いで日本で
二番目に小さいが朱塗りで
端正な美しさがある。
所在地 |
京都府木津川市加茂町
例幣海住山20 |
山号 |
補陀洛山 |
宗派 |
真言宗智山派 |
本尊 |
十一面観音立像 |
創建年 |
(伝)735年(天平7年) |
開基 |
(伝)良弁 |
備考 |
仏塔古寺十八尊3番 |
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