芳徳寺(奈良)
芳徳寺(ほうとくじ)は
奈良市柳生下町にある
臨済宗大徳寺派の寺院。
別称、芳徳禅寺。剣豪
柳生一族の菩提寺である。
1638年(寛永15年)
柳生但馬守宗矩が父・
石舟斎宗厳の菩提を弔う
ため創建したと伝わる。
寺号は石舟斎の法名
「芳徳院殿壮雲宗厳居士」
に由来するという。
開山は宗矩と親好篤い
沢庵和尚と云われる。
本堂は資料館と併設、
柳生氏に関する資料閲覧。
本堂には本尊の木造・
釈迦如来坐像を安置する。
木造・沢庵和尚坐像
木造・但馬守宗矩坐像ほか
柳生家代々の位牌を祀る。
「正木坂剣禅道場」は
1963年(昭和38年)、住職・
橋本定芳が開設した剣道
と座禅の道場である。
昭和46年NHKの大河ドラマ
山岡荘八「春の坂道」で
大ブームとなり、この山里に
50万人が訪れたとか。
所在地 |
奈良県奈良市柳生下町445 |
山号 |
神護山 |
宗派 |
臨済宗大徳寺派 |
本尊 |
釈迦如来坐像 |
創建年 |
1638年(寛永15年) |
開基 |
柳生宗矩 |
別称 |
芳徳禅寺 |
備考 |
柳生家の菩提寺 |
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