雲松院(横浜)
雲松院は
横浜市港北区にある
曹洞宗の寺院である。
1525年(大永4年)
笠原越前守信為が父・
能登守信隆の追善のために
開基したと伝わる。
信為は初代小机城主。
季雲永岳を開山に
迎えたという。
寺名「雲松院」は信隆の
法名「乾徳寺雲松道慶」
に由来するといわれる。
神奈川区神大寺村に創建し
その後、当地に移転。
この地に龍ヶ池があり
この龍の住む池に因み、
2世・天叟が山号を「臥龍山」
としたとされる。
山門横の通用門には
大乗寺(石川)2世月舟宗胡筆の
「臥龍山」の額が掛かる。
池の龍が田畑を荒らし
5世・宗頓が封じ込めの
経文を唱えると龍は小蛇に
なったといわれる。
本堂は入母屋造、
正面九間、側面七間である。
初代小机城主・信為はじめ
笠原家の墓所がある。
| 所在地 |
横浜市港北区小机町1451 |
| 山号 |
臥龍山 |
| 宗派 |
曹洞宗 |
| 本尊 |
虚空蔵菩薩 |
| 開基 |
笠原越前守信為(初代小机城主) |
| 備考 |
笠原家墓所 |
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