法起寺(奈良)
法起寺(ほうきじ)は
奈良県生駒郡斑にある
聖徳宗の寺院である。
法隆寺地域の仏教建造物
として世界遺産に登録。
以前は(ほっきじ)。
世界遺産になる際、法隆寺
の法(ほう)に統一。
一帯は聖徳太子が法華経を
講じた岡本宮の跡地という。
聖徳太子の遺命により
山背大兄王が岡本宮を寺に
改め、かっては岡本寺
とも呼ばれたと云われる。
金堂と三重塔の位置は
法隆寺とは逆で、法起寺式
伽藍配置と呼ばれている。
三重塔は高さ24mあり
現存するわが国最古最大で
国宝に指定されている。
法隆寺、法輪寺と共に
斑鳩3塔と言われる。
本尊・十一面観音菩薩
立像は木造、像高350cm
藤原時代の作と云われる。
田園風景の中、三重塔が
聳え、時期にはコスモスが
咲き斑鳩の里に彩りを添える。
所在地 |
奈良県生駒郡斑鳩町岡本1873 |
山号 |
岡本山 |
宗派 |
聖徳宗 |
本尊 |
十一面観音菩薩 |
創建年 |
638年(舒明天皇10年) |
開基 |
山背大兄王 |
別称 |
岡本寺 |
備考 |
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