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祐天寺(東京)


祐天寺 表門


 祐天寺(ゆうてんじ)は
東京都目黒区にある
浄土宗の寺院である。

 開山は江戸中期の祐天
であるが、実際の寺の創建は
弟子の祐海である。

 増上寺36世祐天は退隠し
常念仏を行える廟所を探して
いたが亡くなってしまう。

 弟子の祐海は遺命を受け
祐天が望む目黒の地にある
善久院を改め祐天寺として
創建したという。

 8代将軍吉宗より寺号
「明顕山祐天寺」が授与。
徳川家と因縁のある寺
として栄える。

 表門を潜ると仁王門がある。
5代将軍綱吉の養女竹姫が
祐天の遺言により寄進。

 本堂は常念仏堂を再建
したもので祐天上人坐像を
安置する。

 本堂隣の仏舎利殿には
仏舎利が納められており
壁には月岡栄貴画伯による
大絵馬が奉納されている。

 本尊の阿弥陀如来は
阿弥陀堂に安置されている。
戸越のすき間から拝観。
 

祐天寺 仏舎利殿  


所在地 東京都目黒区中目黒5-24-53
山号 明顕山
宗派 浄土宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 1718年(享保3年)
開山 祐天 祐海(創建)
備考 西方六阿弥陀第6番



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