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玉宝寺(神奈川)


玉宝寺 山門


 玉宝寺(ぎょくほうじ)は
神奈川県小田原市にある
曹洞宗の寺院である。

 曹洞宗・香雲寺(秦野市)
の末寺で開山は香雲寺4世・
実堂宗梅和尚である。

 開基は小田原北条氏の
家臣梯和伊予守とされる。

 大雄山線の「五百羅漢」駅
から徒歩3分程の所にある。

 通称、五百羅漢。当寺に
安置する五百羅漢に由来する。

 本尊・十一面観世音菩薩を
中心に左右びっしりと並ぶ
526体の羅漢像は圧巻である。

 本堂に上がって身近に
裏側まで回って拝観できる。

 羅漢像は村の添田氏が
出家して智鉄と号して
浄財の寄進を求め発願した
のに始まるという。

 7年間かけて170体造立
するも、残念ながら
志ならずに病没。

 その後、弟が意思を
引き継ぎ同じく出家して
真澄と号し28年かけて
完成させたとされる。

玉宝寺 本堂 


所在地 神奈川県小田原市扇町5-1-28
山号 天桂山
宗派 曹洞宗
本尊 十一面観世音菩薩
創建年 1534年(天文3年
開基 梯和伊予守
通称 五百羅漢
備考 大雄山線「五百羅漢」駅



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