光明寺(神奈川)
光明寺(こうみょうじ)は
神奈川県平塚市にある
天台宗の寺院である。
別称、「金目(かなめ)
観音」とも呼ばれる。
702年(大宝2年)
金目川が相模湾に流れ込む
大磯の浜で塩汲みの海女の
桶に金剛仏が入る。
行脚僧から「聖徳太子
御作の観音像」と言われ
家の内に祀る。これが
光明寺の始まりとされる。
のち、道儀上人が一宇を
建て行基が高さ、1.7mの
観音像を刻み胎内にその
金剛仏を納めたという。
以来、「腹籠りの観音」
と呼ばれ北条政子も実朝
出産の際に安産祈願に
訪れたと云われる。
今も安産にご利益が
あるとされ寺が授ける
腹帯を受ける人は多い。
観音堂は宝形造りで
平塚最古の建造物である。
本尊・聖観世音菩薩は
秘仏。本尊が納める厨子は
室町時代末期の唐様で
国指定の重要文化財。
所在地 |
神奈川県平塚市南金目896 |
山号 |
金目山 |
宗派 |
天台宗 |
本尊 |
聖観音菩薩 |
創建年 |
(伝)702年(大宝2年) |
開基 |
(伝)道儀上人 |
別称 |
金目観音 |
備考 |
|
|