魚籃寺(東京)
魚籃寺(ぎょらんじ)は
東京都港区三田にある
浄土宗の寺院である。
正式名は「三田山
水月院 魚籃寺」である。
魚籃坂の中腹に位置する。
坂の名も魚籃寺に由来という。
創建については、九州
中津の円応寺に称誉が
建立した塔頭・魚籃院が
前身と云われる。
1652年(承応元年)
称誉が現在地に観音堂を
建て本尊を移したという。
本尊は魚籃観世音菩薩。
魚籃は魚を入れるカゴ。
乙女の姿に化身した仏が
竹かごに入った魚を売り
ながら仏法を流布した
という中国の故事による。
山門は鮮やかな赤で
かなり目立つ。その前の
六地蔵が出迎える。
境内には本堂の手前に
石像の薬師如来坐像が
安置されている。
江戸三十三箇所観音
霊場の第25番札所である。
所在地 |
東京都港区三田4-8-34 |
山号 |
三田山 |
宗派 |
浄土宗 |
本尊 |
魚籃観世音菩薩 |
創建年 |
1652年(承応元年) |
開基 |
称誉 |
正式名 |
三田山 水月院 魚籃寺 |
備考 |
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