高幡不動尊(東京)
高幡不動尊
(たかはたふどうそん)は
東京都日野市にある
真言宗智山派の別格本山。
正式名は「高幡山 明王院
金剛寺」である。
平安初期、慈覚大師・
円仁が清和天皇の勅願に
より不動堂を建立した
のに始まるとも伝わる。
仁王門を潜った左手に
平安初期様式の五重塔が建つ。
本尊の不動明王は関東
唯一の平安時代の巨像で
像高285.8cm。忿怒の
形相は圧倒的迫力である。
脇侍の二童子像・左の
矜羯羅童子像、右の制托迦
童子像を安置する。
丈六の不動明王と光背
半丈六の二童子を合わせて
総量1100kgと1トンを越す。
成田山新勝寺などと共に
関東三大不動尊の一つという。
新選組副長・土方歳三の
菩提寺でも知られ像が立つ。
裏山不動ヶ丘には山内
八十八ヵ所・大師像が祀られ
あじさい祭りに趣を添える。
| 所在地 |
東京都日野市高幡733 |
| 山号 |
高幡山 |
| 宗派 |
真言宗智山派 |
| 寺格 |
別格本山 |
| 本尊 |
不動明王 |
| 開基 |
(伝)慈覚大師・円仁 |
| 正式名 |
高幡山 明王院 金剛寺 |
| 備考 |
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