護国寺(東京)
護国寺(ごこくじ)は
東京都文京区にある
真言宗豊山派の寺院である。
5代将軍・徳川綱吉が
生母・桂昌院の発願により
亮賢僧正を招き開山。
地下鉄の「護国寺」駅を
降りると直ぐ護国寺の
仁王門の近くに出る。
仁王門は切妻造り丹塗、
正面左右に阿形、吽形の
金剛力士像、背画左右に
広目天、増長天を安置する。
仁王門を潜り石段の中腹に
中門に位置する不老門がある。
長寿の願いを込めた門という。
観音堂と呼ばれる本堂は
江戸元禄時代の建築工芸の
粋を集めた建造物とされる。
本尊は如意輪観世音
菩薩像は秘仏。観音堂には
数々の仏像を安置する。
地蔵菩薩立像は像高
95.4cm木造で寺最古の仏像。
不動明王立像は像高80.7cm
の木造で鎌倉初期の作。
出世釈迦像は像高127cm
一木造りで釈迦の難行・
苦行後の骨が透けて見える
迫真の作である。
所在地 |
東京都文京区大塚5-40-1 |
山号 |
神齢山 |
宗派 |
真言宗豊山派 |
寺格 |
大本山 |
本尊 |
如意輪観世音菩薩像 |
創建年 |
1681年(天和元年) |
開山 |
亮賢僧正 |
正式名 |
神齢山 悉地院 護國寺 |
備考 |
江戸三十三箇所第13番 |
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