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善想寺(京都)


山門


 善想寺(ぜんそうじ)は京都市
中京区にある。

 山号は大悲山、院号は
松樹院。「大悲山 松樹院
善想寺」という浄土宗の
寺院である。

 1542年(天文11年)、
開基の想阿善悦上人は
洛西の地を開拓し建立
したといわれる。

 法名の1字をとって
「善想寺」と号したという。

 その後、兵火により
焼失し、衰退。

 1582年(天正10年)、
想阿善悦の孫弟子・
法春和尚が豊臣秀吉の
命により現在地に再建。

 伝教大師・最澄が
自ら彫り、守り本尊
とした念持仏、地蔵
菩薩像がある。

 急病になった信者に
代わって田植えして
泥だらけになったという
「泥足地蔵」。

 難産の妊婦の苦しみを
引き受けてくれる
「汗だし地蔵」などの
伝承が残る。

 特別公開にて拝観


本堂


所在地 京都市中京区六角通大宮西入三条大宮町240
山号 大悲山
宗派 浄土宗
本尊 阿弥陀如来
開基 想阿善悦上人
備考 泥足地蔵、汗出し地蔵



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