願徳寺(京都)
願徳寺は京都市西京区
大原野南春日町にある。
近くに勝持寺がある。
山号は仏華林山、
院号は宝菩提院。
別称、宝菩提院願徳寺。
宗派は天台宗。
本尊は如意輪観音菩薩。
国宝の半跏像で知られる。
京都洛西観音霊場
の第33番札所である。
寺伝によれば、
679年(天武天皇8年)、
持統天皇の勅願により
創建されたといわれる。
当時の本尊は
薬師如来であったが
864年、広隆寺に
遷されたという。
寺号は徳のある願いにより
建立に由来するという。
その後、衰退するが
平清盛の弟・教盛の子の
平忠快により中興。
天台密教の大寺で
あったが、応仁の乱、
信長の兵火などで衰退。
昭和48年再建。
国宝の如意輪観音菩薩を
特別拝観する。
| 所在地 |
京都府京都市西京区大原野南春日町1223-2 |
| 山号 |
仏華林山 |
| 宗派 |
天台宗 |
| 本尊 |
如意輪観音菩薩 |
| 開基 |
持統天皇 |
| 備考 |
京都洛西観音霊場の第33番 |
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