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東林寺(横浜)


山門


 東林寺は横浜市
港北区篠原町にある。
JR新横浜駅篠原口より
徒歩10分程の所にある。

 寺伝によれば、
1275年(建治元年)
創建の会下寺(真言宗)が
前身と伝えられる。

 篠原村の南方の
この地は会下谷といわれた。
 
 会下(えげ)は禅僧が
師僧のもとで教えを受ける所。
転じて「寺」とされる。

 鎌倉幕府の北条氏より
寺領83石の御朱印状を
受領し、大寺であったが
寄進状を失い寺勢は衰退。

 1496年(明応5年)、
宗賢院(そうけんいん)2世・楞山周厳(りょうざんしゅうげん)
により再興。曹洞宗に改宗。

 1834年(天保5年)、
18世・祖孝大如が
後方の丘(現在地)に移し
再建・中興したといわれる。

 本尊は十一面観音
菩薩像。その腹籠の観音像は
行基作と伝わる。

 太平洋戦争による
B29の空爆からも難を
逃れたという逸話が残る。

 

本堂
医薬門
稲荷堂

所在地 横浜市港北区篠原町1252
山号 天宗山
宗派 曹洞宗
本尊 十一面観音菩薩
創始 1275年(建治元年)
再興 1496年(明応5年)
備考 宗堅院の末寺



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