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本覚寺(横浜)


山門・アメリカ領事館跡碑


 本覚寺(ほんがくじ)は横浜市神奈川区
にある。高島台から幸ヶ谷(こうがや)
公園(権現山)にかけての
丘の上にある。

 曹洞宗。山号は青木山。
1226年(嘉禄2年)、臨済宗
開祖・栄西により創建と伝わる。

 東海道と神奈川湊との
交通の要衝で、権現山城、
青木城と隣接していた。

 1510年(永正7年)、
上杉氏と上田政盛との
権現山合戦で荒廃。

 1532年(享禄5年)、
雲松院3世・陽広元吉(ようこうげんきつ)禅師を
迎え曹洞宗にて再興。
 
 江戸時代には
神奈川宿として、幕末には
横浜開港で賑う。

 横浜港が一望できる
ことから、3年間、アメリカ
領事館として接収される。
 
 山門脇にアメリカ領事館
跡碑が立つ。山門は日本初
の白ペンキ塗りとされる。

 1862年(文久2年)、
生麦事件で負傷した
イギリス人が領事館に逃げ込み
手当されたといわれる。


本堂


東司(お手洗い)

所在地 神奈川県横浜市神奈川区高島台1-2
山号 青木山
宗派 曹洞宗
本尊 地蔵菩薩像(1945年焼失)
創建年 1226年(嘉禄2年)
開基 栄西
中興 1532年(享禄5年)陽広元吉 
備考 青木城跡、アメリカ領事館跡



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