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大悲願寺(東京)


大悲願寺 本堂


 大悲願寺(だいひがんじ)は
東京都あきる野市にある
真言宗豊山派の寺院である。

 JR五日市線「武蔵五日市」駅
から徒歩20分程の所にある。

 1191年(建久2年)、
源頼朝が源平合戦で活躍した
日野の武将・平山季重に
命じて建立させたという。

 京都・醍醐寺三宝院の
澄秀僧正を開山に
迎えたと云われる。

 鎌倉末期には衰退。
室町期、14世紀半ばに
復興。江戸幕府から
朱印状を与えられる。

 仁王門を潜ると正面に
観音堂がある。1794年
(寛政6年)の建立。極彩色
の彫刻が施されている。

 観音堂ではあるが堂内に
阿弥陀如来が安置されている。
開帳は毎年4月21日。国の
重要文化財である。

 仙台藩主・伊達政宗
からの「白萩文書」という
書簡が残されている。

 政宗がこの寺を訪れた際
白萩が気に入り、1株分けて
欲しいというものである。


大悲願寺 観音堂


所在地 東京都あきる野市横沢134
山号 金色山
宗派 真言宗豊山派
本尊 大日如来
創建年 1191年(建久2年)
開基 平山季重
備考 白萩文書



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