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徳蔵寺(東京)


徳蔵寺 山門


 徳蔵寺(とくぞうじ)は
東京都東村山市にある
臨済宗大徳寺派の寺院である。

 西武新宿線「東村山」駅
から徒歩20分程の所にある。

 創建については
定かでないが、1560年
(永禄3年)とも云われる。

 開山は元和年中
(1615~1623年)と伝わる。

 1635年(寛永12年)
璧英禅師により中興される。
本尊は白衣観世音菩薩。

 一帯は中世の八国山に
通じる鎌倉街道の脇道として
往来が多かったと云われる。

 江戸中期に永春庵を
八国山より境内へ移し、
明治に入り正位寺と合併。

 永春庵所蔵の板碑は
「元弘の板碑」といわれる。

 板碑は鎌倉幕府滅亡の
数日前の1333年(元弘3年)
新田義貞が戦死した家臣の
供養のため造立したという。

 板碑は高さ147cm、
幅44cmの緑泥片岩で国の
重要文化財である。板碑
保存館に展示されている。


徳蔵寺 本堂


所在地 東京都東村山市諏訪町1-26-3
山号 福寿山
宗派 臨済宗大徳寺派
本尊 白衣観世音菩薩
中興年 1635年(寛永12年)
中興 璧英禅師
備考 元弘の板碑



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