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国上寺(新潟)


国上寺 本堂


 国上寺(こくじょうじ)は
新潟県燕市にある
真言宗豊山派の寺院である。

 JR東日本「燕三条」駅から
車で30分程の所、国上山
(くがみさん)の中腹にある。

 国上山は孝謙天皇の
御宇による「国中上一寺」の
詔勅に由来すると云われる。

 709年(元明天皇和銅2年)
越後一の宮・弥彦大神の
託宣により建立されたという。

 弥彦神社の別当寺として
栄えた越後最古の古刹である。

 本尊は行基作の阿弥陀
如来。開帳は12年に1度。

 良寛ゆかりの寺で知られる。
良寛は18歳で出家し中国・
四国・近畿地方を行脚後
38歳の時、新潟に戻る。

 1804年(文化元年)
47歳の時に当山内にある
五合庵に定住したという。

 五合庵は万元上人にこの庵
と毎日五合の米を給したこと
から名付けられたとされる。

 境内には本堂の他、客殿、
六角堂、大師堂、一切経堂、
鐘楼堂などの伽藍が並ぶ。


国上寺 五合庵


所在地 新潟県燕市国上1407
山号 雲高山
宗派 真言宗豊山派
本尊 阿弥陀如来
創建年 709年(元明天皇和銅2年)
備考 良寛ゆかりの寺



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