高徳院(鎌倉)
高徳院(こうとくいん)は
神奈川県鎌倉市にある
浄土宗の寺院である。
正式名は「大異山 高徳院
清浄泉寺」。単に高徳院と
言われることも多い。
「鎌倉大仏」で知られる。
像高約11m、台座を含めると
13.35mある。重さ121トン
の金銅仏である。
奈良・東大寺の大仏
(盧舎那仏)の像高約15mには
及ばないが「鎌倉の大仏さん」
で親しまれている。
当初は金箔に覆われていた
という。向かって左の頬に
かすかにその名残がある。
初めは大仏殿に安置されて
いたが、度重なる大地震や
津波などの天災で倒壊。
今は正に吹きさらしの
露座になっている。
金箔といい、大仏殿といい
蒼寂びた姿に歴史を感じる。
裏手に回ると観月堂や
与謝野晶子の歌碑がある。
鎌倉では唯一の国宝に
指定されている仏像である。
外国人観光客も多い。
|
高徳院 「国宝」入り観光スポット |
所在地 |
神奈川県鎌倉市長谷4-2-28 |
山号 |
大異山 |
宗派 |
浄土宗 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
創建年 |
不明 |
正式名 |
大異山 高徳院 清浄泉寺 |
別称 |
鎌倉大仏 |
備考 |
鎌倉三十三観音23番 |
|