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神門寺(埼玉)


神門寺 観音堂


 神門寺(ごうどじ)は
埼玉県秩父市にある
曹洞宗の寺院である。

 「秩父三十四箇所」
観音霊場18番札所である。

 昔、神社だったが荒廃。
社殿の前に大きな榊の枝が
左右に伸び楼門のようなので
神門と呼んでいたという。

 村人は再興を願い神楽を
奉奏。その際巫女の霊験に
より寺を建て聖観音を安置
したのが始まりとされる。

 修験寺の「神門山 長生院」
となり今宮坊(現在の14番)に
属し、その後、神門が寺号に
なったと云われる。

 観音堂は三間四面、宝形
銅瓦葺き、正面に大唐破風、
勾欄つきの回廊がある。

 その回廊には大日如来、
虚空蔵菩薩等などが
安置されている。

 本尊・聖観世音菩薩は
像高1mあり両手で蓮の花を
持つ珍しい立像である。
室町時代作と云われる。

 蓮華堂には釈迦如来、
普賢菩薩などの十二支守り
本尊が安置されている。


神門寺 蓮華堂


所在地 埼玉県秩父市下宮地町5-15
山号 白道山
宗派 曹洞宗
本尊 聖観世音菩薩
備考 秩父三十四箇所18番



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