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慈眼寺(埼玉)


慈眼寺 観音堂


 慈眼寺(じげんじ)は
埼玉県秩父市にある
曹洞宗の寺院である。

 「秩父三十四箇所」
観音霊場13番札所である。

 山号「旗下山」は日本
武尊が東征の際、御旗を
立てたという「旗の下」
の地名に起因するという。
 
 1486年(文明18年)
秩父宮地の広見寺2世・
東雄禅師により開山
されたと云われる。

 寺号「慈願寺」は
観音経の「慈眼視衆生
福聚海無量」に由来。

 切妻造りの薬医門を
潜ると左手に鐘楼、右手に
薬師堂と経蔵が並んで建ち
正面に観音堂がある。

 薬師堂には眼病平癒
信仰の薬師如来を安置する。

 また「あめ薬師」とも
呼ばれ、毎年7月8日の縁日
には飴を売る露天商が並ぶ。 

 経蔵は輪蔵形式の経庫。
輪蔵の周りには秩父霊場を
開創したと伝わる十三権者
の像が安置されている。


慈眼寺 経蔵


所在地 埼玉県秩父市東町26-7
山号 旗下山
宗派 曹洞宗
本尊 聖観世音菩薩
創建年 1486年(文明18年)
開山 東雄禅師
備考 秩父三十四箇所13番



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