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長命寺(東京・練馬)


長命寺 南大門


 長命寺(ちょうめいじ)は
東京都練馬区にある
真言宗豊山派の寺院である。

 西武池袋線「練馬高野台」
駅より徒歩3分程の所にある。
江戸時代には「東高野山」
と呼ばれた霊場である。

 1613年(慶長18年)
後北条氏の一族である
増島重明が弘法大師像を
祀った庵が起源とされる。

 1640年(寛永17年)
奈良・長谷寺の小池坊秀算
により十一面観音像が作られ
「長命寺」の称号を得る。

 徳川3代将軍・徳川家光
により朱印地を賜り
朱印寺として知られる。

 南大門には四天王像が
安置されている。仁王門は
寛文年間の建立とされる。

 観音堂は本尊・十一面
観音像を安置する。

 奥の院は高野山の地勢を
模したといわれ、東高野山
と呼ばれた由縁でもある。
都指定文化財である。

 奥の院の御影堂には
開基・増島重明が祀った
弘法大師像を安置する。


長命寺 御影堂


所在地 東京都練馬区高野台3-10-3
山号 東高野山
宗派 真言宗豊山派
本尊 十一面観音
創建年 1613年(慶長18年)
開基 増島重明
備考 武蔵野三十三観音1番



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