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貞源寺(東京)


貞源寺 寺標


 貞源寺(ていげんじ)は
東京都中野区にある
浄土宗の寺院である。

 西武新宿線「沼袋」駅
から徒歩8分程の所にある。

 1601年(慶長6年)
関が原の戦の翌年
春公上人により開創
されたと云われる。

 上人は三河国(愛知)の
浄土真宗・東正寺の住職。
家康の因縁で江戸へ。

 江戸城の区画整理で
お茶の水に移り、1657年
(明暦3年)、振袖火事の
被災で浅草に移転。

 浅草に近い上野に
家康を祭る東照宮があり
東正寺の寺名が紛らわしい
ことから増上寺に相談。

 増上寺の中興・観智
国師の法名「貞蓮社源誉」
から貞源寺に改称。

 寺名を院号として
現在は「永康山 東正院
貞源寺」としている。

 境内の法悦地蔵尊は
幼稚園児の踏み切り事故
による死を悼み建立
されたものである。


貞源寺 本堂


所在地 東京都中野区沼袋2-19-28
山号 永康山
宗派 浄土宗
本尊 阿弥陀如来立像
創建年 1601年(慶長6年)
開山 春公上人
備考 家康因縁ゆかりの寺



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