実相院(東京)
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実相院 山門 |
実相院(じっそういん)は
東京都中野区にある
真言宗豊山派の寺院である。
西武新宿線「沼袋」駅
から徒歩3分程の所にある。
創建は定かではないが
寺伝では次のように伝わる。
1352年(正平7年)新田
一族が信濃宮宗良親王を
奉じて武蔵に足利軍と戦う。
新田六郎左衛門政義
の三男・矢島三郎信氏の
子孫である矢島内匠が
戦いに破れる。
結城氏一族とともに
沼袋村に来て一家屋を
建立したのが起源という。
一帯は矢島性が多く、
檀信徒も矢島姓が半数
以上を占め、別名「矢島寺」
とも呼ばれている。
1716年(元文3年)
中興開山、寛永慶安年間に
本堂が建立される。
第二次世界大戦による
戦火で焼失するも、戦後の
早い段階で復興。
現在の山門、本堂は
1981年(昭和56年)建立。
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実相院 本堂 |
所在地 |
東京都中野区沼袋4-1-1 |
山号 |
如意山 |
宗派 |
真言宗豊山派 |
本尊 |
十一面観音 |
備考 |
豊島八十八所霊場74番 |
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