明治寺(東京)
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明治寺 本堂 |
明治寺(めいじでら)は
東京都中野区にある
真言宗東寺派の寺院である。
西武新宿線「沼袋」駅
から徒歩5分程の所にある。
明治45年、草野栄照法尼が
明治天皇の病気平癒を
祈願し観音石像を造立
したのが始まりとされる。
法尼は四国・剣山の女人
行場で修行したという。
しかし、開眼を待たず
天皇御崩。1912年(大正
元年)天皇の冥福を祈り
観音開眼供養を行う。
開基は草野栄照法尼、
開山は栄照法尼の後見で
あった松田密信和上。
境内に百観音霊場があり
「百観音明治寺」とも呼ばれる。
百観音は西国三十三所、
坂東三十三箇所、秩父三十四
箇所合わせての札所の総称。
法尼の賛同者への協力
呼びかけにより大正5年完成。
一巡すると百観音すべて
のご利益があるという。
その後も石仏建立が続き
今は180体あるといわれる。
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明治寺 百観音霊場 |
所在地 |
東京都中野区沼袋2-28-20 |
山号 |
新浮侘落山 |
宗派 |
真言宗東寺派 |
本尊 |
如意輪観世音菩薩 |
創建年 |
1912年(大正元年) |
開基 |
草野榮照法尼 |
備考 |
百観音 |
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