浄土寺(兵庫)
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浄土寺 浄土堂 |
浄土寺(じょうどじ)は
兵庫県小野市にある
高野山真言宗の寺院である。
神戸電鉄・粟生線「小野」
駅から神姫バス停「浄土寺」
下車すぐの所にある。
1192年(建久3年)
大仏殿大勧進・重源上人
による開創とされる。
上人が造った拠点・
7か所の東大寺「別所」の
「播磨別所」にあたる。
浄土堂(阿弥陀堂)は
宝形造、本瓦葺、境内の
西・極楽浄土の位置に建つ。
東大寺南大門と並び
大仏様(天竺様)を代表
する建物で国宝である。
堂内の阿弥陀三尊像は
仏師快慶の代表作とされ
同じく国宝である。
三尊の中尊(像高5m30cm)、
両脇侍の観音・勢至菩薩
(各3m70cm)とも巨像。
背後の蔀戸からの西日で
雲座の上の三尊像が来迎の
姿で浮かぶことで有名。
東の薬師堂は焼失後、
1547年(永正14)再建。
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浄土寺 薬師堂 |
所在地 |
兵庫県小野市浄谷町2094 |
山号 |
極楽山 |
宗派 |
高野山真言宗 |
本尊 |
薬師如来、阿弥陀如来 |
創建年 |
1192年(建久3年) |
開基 |
重源上人 |
備考 |
新西国三十三箇所客番 |
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