無動寺(兵庫)
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無動寺 本堂 |
無動寺(むどうじ)は
兵庫県神戸市にある
高野山真言宗の寺院である。
神戸電鉄「箕谷」駅
から市バス停「福地」下車
徒歩10分程の所にある。
推古天皇の時代、
聖徳太子が大日如来像
などを安置したのが
始まりと伝えられる。
物部氏征伐のため
戦勝祈願したという。
その後、盛衰の変遷
を経て次第に衰退。
江戸初期には鎮守社・
若王子神社の大日堂的
存在となり荒廃。
1752年(宝暦2年)
真源和尚が中興開山。
現在の堂宇を再建。
明治の神仏分離令後
の廃仏毀釈で廃寺となる。
廃寺後は末寺の蓮華院
地蔵寺と統合。
本尊の大日如来は像高
278.5cmの一木造の丈六仏。
本尊と共に釈迦如来座像、
阿弥陀如来座像、十一面観世音
菩薩立像、不動明王の5体は
国の重要文化財である。
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無動寺 不動堂 |
所在地 |
兵庫県神戸市北区山田町福地100 |
山号 |
若王山 |
宗派 |
高野山真言宗 |
本尊 |
大日如来 |
開基 |
聖徳太子 |
備考 |
近畿三十六不動尊10番 |
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