斑鳩寺(兵庫)
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斑鳩寺 聖徳殿 |
斑鳩寺(いかるがでら)は
兵庫県揖保郡にある
天台宗の寺院である。
JR山陽本線「姫路」駅
から神姫バス停「鵤」下車
徒歩3分程の所、太子町
鵤(いかるが)にある。
伝承によれば、606年
(推古天皇14年)、聖徳
太子が創建したと伝わる。
太子は推古天皇から
勝鬘経と法華経の講説の
功により揖保郡に土地を
賜ったと云われる。
その地を鵤荘と命名し
伽藍を建立したという。
寺地は法隆寺領鵤荘
として発展、法隆寺の
経済的基盤となる。
仁王門を潜ると右手に
三重塔(高さ約25m)、左手に
八角円堂の聖徳殿が建つ。
聖徳殿は法隆寺夢殿を
模したいわれる。太子堂
とも呼ばれる。16才時の
植髪の太子像を祀る。
正面の講堂には本尊の
釈迦如来・薬師如来・
如意輪観音の三像を祀る。
国の重要文化財である。
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斑鳩寺 講堂 |
所在地 |
兵庫県揖保郡太子町鵤709 |
宗派 |
天台宗 |
本尊 |
釈迦如来・薬師如来・如意輪観音 |
創建年 |
(伝)606年(推古天皇14年) |
開基 |
(伝)聖徳太子 |
備考 |
新西国三十三箇所32番 |
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