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伝通院(東京)


伝通院 山門


 伝通院(でんづういん)は
東京都文京区にある
浄土宗の寺院である。

 東京メトロ丸ノ内線
「後楽園」駅から徒歩
10分程の所にある。

 徳川将軍家の菩提寺
で知られる。

 1415年(応永22年)
浄土宗第七祖・了誉が
寿経寺という草庵を
結んだのが始まりという。

 1602年(慶長7年)徳川
家康の生母・於大の方が
死去し菩提寺とされる。

 彼女の法名「伝通院殿」
に因み、伝通院とする。
増上寺、寛永寺と並び
江戸の三霊山と称される。

 本尊・阿弥陀如来像は
源信(恵心僧都)作とされる。

 徳川家の庇護のもと
関東十八檀林(学問修行所)
の一つとして常時1000人の
学僧が修行していたという。

 家康の孫・豊臣秀頼に
嫁いだ千姫、2代将軍秀忠
の娘・初姫、3代将軍家光
の正室孝子の墓所でもある。


伝通院 本堂


所在地 東京都文京区小石川3-14-6
山号 無量山
宗派 浄土宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 1415年(応永22年)
開基 了誉
正式名 無量山 傳通院 寿経寺
備考 徳川将軍家の菩提寺



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