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金乗院(東京)


金乗院 本堂


 金乗院(こんじょういん)は
東京都豊島区にある
真言宗豊山派の寺院である。

 東京メトロ副都心線
「雑司が谷」駅より
徒歩5分程の所にある。

 創建の時期など定か
ではないが、永順僧正が
聖観音菩薩を勧進・建立した
観音堂が起源とされる。

 僧正は1594年(文禄3年)に
没しているので16世紀半ば
頃の創建とみられる。

 本堂右手の不動堂には
「目白不動尊」を祀る。
江戸五色不動の一つ。

 一帯は目白台と呼ばれ
地名「目白」の由来という。

 不動尊はかって文京区
関口(現在の椿山荘付近)に
あった新長谷寺に安置
されていたものという。

 戦災で新長谷寺が
廃寺となり1949年(昭和24年)
境内に移したと云われる。

 倶利伽羅不動庚申塔は
1666年(寛文6年)建立。
倶利伽羅明王を主尊とする
貴重な庚申塚である。


金乗院 不動堂


所在地 東京都豊島区高田2-12-39
山号 神霊山
宗派 真言宗豊山派
本尊 聖観世音菩薩像
開基 永順僧正
正式名 神霊山 金乗院 慈眼寺
別称 目白不動、目白不動尊
備考 江戸五色不動



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