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薬王院(茨城)


薬王院 本堂


 薬王院(やくおういん)は
茨城県桜川市にある
天台宗の寺院である。

 JR東日本・水戸線
「岩瀬」駅より車で
20分程の所にある。

 石岡市と桜川市の境、
筑波山東麓の標高200m
の椎尾山中にある。

 全山が樹齢500年という
スダジイの樹に覆われている。

 本尊は薬師如来。一般には
「椎尾薬師」と呼ばれる。

 782年(延歴元年)
最仙上人開山と伝わる。
桓武天皇の勅願寺となる。

 現在の本堂は火災を経て
1680年(延宝8年)完成。

 仁王門は1688年(元禄元年)
建立。仁王像と共に
風神像、雷神像を祀る。

 三重塔は38世・学頭本孝、
39世・尊孝が大工棟梁・
桜井瀬左衛門安信の手で
1704年(宝永元年)完成。

 高さ25m、江戸時代特有
の装飾建築様式で椎尾山
のシンボルとなっている。


薬王院 三重塔


所在地 茨城県桜川市真壁町椎尾3178
山号 椎尾山
宗派 天台宗
本尊 薬師如来
創建年 782年(延歴元年)
開山 最仙上人
備考 椎尾薬師



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