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炎天寺(東京)


炎天寺 山門


 炎天寺(えんてんじ)は
東京都足立区にある
真言宗豊山派の寺院である。

 東武伊勢崎線「竹ノ塚」駅
から徒歩15分程の所にある。

 天喜年間(1053-7年)
源頼義・義家父子が
奥州討伐に向かう途中
野武士の抵抗で苦戦。

 京の岩清水の八幡宮に
祈念し勝利。この地に
八幡神社と別当寺の
炎天寺を建立したという。

 炎天続きの旧暦6月
であったため、「炎天寺」、
地名を「六月村」とする。
今もこの地は六月という。

 源氏の白旗(幡)が勝ち
幡勝山、戦勝祈願が成就し
成就院と称する。正式名は
「幡勝山 成就院 炎天寺」。

 1815年(文化13年)
俳人・小林一茶が訪れ
蛙合戦を見物したという。

 その時詠んだ「やせ蛙
負けるな 一茶是にあり」
の句碑がある。

 境内に蛙のオブジェが
多数ある。また、毎年11月
23日「一茶まつり」を開催。


炎天寺 本堂


所在地 東京都足立区六月3-13-20
山号 幡勝山
宗派 真言宗豊山派
本尊 阿弥陀如来
正式名 幡勝山 成就院 炎天寺
備考 一茶ゆかりの寺



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