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本龍院(東京)


本龍院 本堂


 本龍院(ほんりゅういん)は
東京都台東区にある
聖観音宗の寺院である。

 東京メトロ銀座線「浅草」
駅から徒歩15分程の所、
10m程の小高い丘・待乳山
(まつちやま)にある。

 本尊は大聖歓喜天。
「待乳山聖天」とも呼ばれる。

 待乳山は595年(推古天皇3年)
涌現した霊山で金龍が
舞い降り、浅草寺の山号・
金龍山の由来との伝承がある。

 601年(推古天皇9年)
夏の干ばつを十一面観音
菩薩が大聖歓喜天の姿で
救ったと伝えられる。

 本堂の蟇股(かえるまた)他
石段の脇の手すりなど
境内各所に「大根と巾着」
の意匠が見られる。

 大根は聖天の好物で
シンボルともなっている。
巾着は商売繁盛を表す。

 大根は身体を丈夫にし
二又に分かれた部分が
根元で付くなど良縁成就、
夫婦和合の信仰がある。

 毎年1月7日「大根まつり」、
9月20日「聖天まつり」がある。


本龍院 大根と巾着(石段手すり)


所在地 東京都台東区浅草7-4-1
山号 待乳山
宗派 聖観音宗
本尊 大聖歓喜天
創建年 (伝)595年(推古天皇3年)
別称 待乳山聖天
備考 浅草寺の子院



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