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龍穏寺(埼玉)


龍穏寺 本堂


 龍穏寺(りゅうおんじ)は
埼玉県入間郡にある
曹洞宗の寺院である。

 JR東日本・八高線
「越生」駅より車で
20分程の所にある。

 伝承によれば、807年
(大同2年)草創とも
伝わるが定かでない。

 一般的には、1430年
(永享2年)将軍・足利
義数が上杉持朝に命じて
創建したとされる。

 尊氏以来の先祖の
冥福と戦死者の菩提を
弔うため無極禅師を
開山に迎えたという。

 悪龍を高僧が沈めた
ことから龍穏寺と命名
したいう伝承がある。

 兵火により荒廃。
1476年(文明4年)太田
道真・道灌父子が再興。

 焼失・再建を経て
1927年(大正2年)
火災で山門、経蔵、
熊野社を残し全焼。

 本堂は戦後再建。
経蔵は県指定文化財。
太田道灌の墓がある。


龍穏寺 経蔵


所在地 埼玉県入間郡越生町龍ヶ谷452
山号 長昌山
宗派 曹洞宗
創建年 1430年(永享2年)
開基 足利義政
備考 太田道灌の墓



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