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神峯山寺(大阪)


神峯山寺 仁王門


 神峯山寺(かぶさんじ)は
大阪府高槻市にある
天台宗の寺院である。

 神峯山は山岳信仰の
霊場で知られ、比叡山、
葛城山と並ぶ「7高山」
の一つとされる。

 JR西日本・東海道本線
「高槻」駅より車で
20分程の所にある。

 寺伝によれば、683年
(天武元年)役行者が
開山。774年(宝亀5年)
開成皇子が中興と伝わる。

 7堂と21僧坊、寺領
1300石の大寺で天皇の
勅願所であったという。

 日本で最初の毘沙門天
霊場で知られる。本堂に
本尊の毘沙門天を祀る。

 本尊は第1・毘沙門天、
第2・兜跋毘沙門天
第3・双身毘沙門天という
3種の毘沙門天で構成。

 いずれも秘仏で第2・
兜跋毘沙門天のみが
秋の大祭で開帳される。

 本堂の十六八重菊は
皇室との関係が
深いことをを示す。


神峯山寺 本堂


所在地 大阪府高槻市原3301-1
山号 根本山
宗派 天台宗
本尊 毘沙門天
創建年 (伝)683年(天武元年)
開山 (伝)役行者
備考 新西国三十三箇所第十四番札所



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