大龍寺(兵庫)
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大龍寺 山門 |
大龍寺(たいりゅうじ)は
兵庫県神戸市にある
東寺真言宗の寺院である。
JR西日本・神戸線
「三ノ宮」駅から車で
20分程の所にある。
山号は「再度山
(ふたたびさん)」。
空海が入唐直前と
帰国直後の2度参詣
したことに由来する。
空海の修行地は
修法ケ原行場ともいう。
寺伝によれば
768年(神護景雲2年)
和気清麻呂が創建
したと伝えられる。
清麻呂が道鏡に
襲われた時、本尊が大蛇
に姿を変え命が救われ
大龍寺と名付けたという。
本尊は如意輪観音像。
一木造の立像、奈良
時代の行基作と云われ
国の重要文化財である。
後円融上皇の中風が
祈願により平癒、以来
「中風除けの寺」と
として有名となる。
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大龍寺 本堂 |
所在地 |
兵庫県神戸市中央区神戸港地方再度山1 |
山号 |
再度山 |
宗派 |
東寺真言宗 |
寺格 |
別格本山 |
本尊 |
如意輪観音 |
創建年 |
(伝)768年(神護景雲2年) |
開基 |
(伝)和気清麻呂 |
別称 |
中風除けの寺 |
備考 |
摂津国八十八箇所82番 |
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