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能仁寺(埼玉)


能仁寺 本堂


 能仁寺(のうにんじ)は
埼玉県飯能市にある
曹洞宗の寺院である。

 西武池袋線「飯能」駅
から徒歩20分程の所、
天覧山の南麓にある。

 1501年(文亀元年)
飯能の武将・中山
家勝が小庵を結んだ
のが始まりとされる。

 家勝の子・家範が
父の冥福を祈るために
本格的な寺院とし
中山家菩提寺となる。

 家範の子・照守は
徳川家康に引立てられ
家康の庇護のもと繁栄。

 本堂の左手に開山堂、
右手に大書院がある。
鐘桜堂の梵鐘は人間国宝・
香取正彦鋳造という。

 本堂は1936年(昭和11年)
再興。本堂の裏手の
池泉回遊式蓬莱庭園は
日本の名園百選。

 1868年(慶応4年)
飯能戦争(戊辰戦争)
の舞台で知られる。

 運動記者経歴の31世住職
からスポーツ寺でも有名。


能仁寺 池泉回遊式蓬莱庭園


所在地 埼玉県飯能市大字飯能1329
山号 武陽山
宗派 曹洞宗
本尊 毘盧遮那仏
創建年 1501年(文亀元年)
開基 中山家勝
備考 飯能戦争



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