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大樹寺(愛知)


大樹寺 山門


 大樹寺(だいじゅじ)は
愛知県岡崎市にある
浄土宗の寺院である。

 名鉄名古屋本線
「東岡崎」駅から車で
10分程の所にある。

 徳川家(松平家)の
菩提寺で知られる。

 1475年(文明7年)
松平4代・松平親忠が
創建したとされる。

 戦死者供養のため
勢誉愚底を開山に
迎えたという。

 1560年(永禄3年)
桶狭間の戦いで松平
元康(徳川家康)が
逃げ込んだ寺でもある。

 自害しようとしたが
住職・登誉に諭されて
思い留まったという。

 山門(三門)は重層楼門
入母屋造、本瓦葺である。

 多宝塔はこの寺に残る
中世建築の唯一のもので
国の重要文化財である。

 松平歴代の墓や家康木像、
徳川歴代将軍の等身大の
位牌が安置されている。


大樹寺 本堂


所在地 愛知県岡崎市鴨田町広元5-1
山号 成道山
宗派 浄土宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 1475年(文明7年)
開基 松平親忠
備考 徳川家(松平家)の菩提寺



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