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五百羅漢寺(東京)


五百羅漢寺 入り口


 五百羅漢寺
(ごひゃくらかんじ)は
東京都目黒区にある寺院である。
「目黒のらかんさん」で知られる。

 羅漢像は開基の松雲元慶
禅師が10数年かけ独力で彫った
と云われる。今305体であるが
完成時は536体あったという。

 禅師は京都で生れ仏師から
出家、大分の羅漢寺の五百羅漢
石像に感動し江戸に出る。
 
 托鉢して集めた浄財をもとに
羅漢像製作に没頭する。

 当初は本所(今の江東区大島)
に創建。五代将軍綱吉から
8代将軍吉宗の支援、羅漢
信仰ブームにも乗り繁栄する。

 明治維新後は衰退し、2度
の移転を経て現在地に移転。

 本堂は本尊の釈迦如来を
中心に羅漢像を安置する。
説法のテープが流れ独特の
臨場感ある雰囲気に包まれる。

 羅漢堂にも様々な仕草、
表情の羅漢像がひな壇上に
ズラリと並ぶ。

 なかでも釈尊の実子である
羅怙羅(らごら)尊像は自ら
腹の中を見せ迫力ある。

五百羅漢寺 不退法尊者像


所在地 東京都目黒区下目黒3-19-1
山号 天恩山
宗派 単立
本尊 釈迦如来
開基 松雲元慶禅師
備考 目黒のらかんさん



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