清水観音堂(東京)
|
清水観音堂 舞台造り |
清水観音堂
(しみずかんのんどう)は
東京都台東区にある
天台宗の寛永寺に所属する。
1631年(寛永8年)
天海僧正が京都・清水寺を
模して創建したという。
僧正は上野の山に
寛永寺を建立する際、
比叡山延暦寺をモデルと
したと云われる。
比叡山が京都御所の
鬼門を守る役目に倣い
江戸城の鬼門の守る
構想を練ったとされる。
その一環として京都の
有名寺院になぞらえて
次々堂舎を建立。その
一つが清水観音堂という。
当初は現在地の北100m
程の摺鉢山上にあったが
1694年(元禄7年)この地へ
移築したと云われる。
本尊は比叡山の恵心
僧都の作といわれる
千手観音菩薩である。
脇仏の子育観音は
子授観音ともいわれる。
子育・子授「観世音菩薩」の
のぼり旗が並ぶ。
|
清水観音堂 のぼり旗 |
所在地 |
東京都台東区上野公園1-29 |
宗派 |
天台宗 |
本尊 |
千手観音菩薩 |
創建年 |
1631年(寛永8年) |
開基 |
天海僧正 |
備考 |
寛永寺所属 |
|