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(仏像拝観)
国宝・半跏思惟像


 奈良・中宮寺は斑鳩町の
法隆寺に隣接する聖徳太子
ゆかりの寺である。

 本堂には本尊の菩薩
半跏像(国宝)を安置する。 
寺伝では如意輪観音だが
一般には弥勒菩薩とされる。

 右足を左膝に軽く載せ
右手を頬に添える独特の姿。
飛鳥彫刻の最高傑作という。

 エジプトのスフィンクス、
ダ・ヴインチのモナリザと共に
世界三微笑像と言われる。

 一方、京都・広隆寺は
京都最古の寺とされる。
境内一番奥の霊宝殿には
貴重な仏像がずらりと並ぶ。

 なかでも、国宝第1号の
宝冠・弥勒菩薩半跏思惟像は
優雅に微笑み東洋のモナリザ
とも言われる。

 奈良の中宮寺の弥勒菩薩像と
並び人気が高い半跏思惟像。

 飛鳥時代を代表する2体の
半跏像。共通するのは半跏
という独特のポーズと微笑。

 広隆寺霊宝殿の「泣き弥勒」
で知られる半跏思惟像(国宝)も
なかなか味がある。

 独特のポーズで魅了
  中宮寺と広隆寺の半跏思惟像


 中宮寺(奈良)



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