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海向寺の即身仏


 山形県酒田市の海向寺
(かいこうじ)は湯殿山
行者の秘法の寺で知られる。

 湯殿山は月山、羽黒山と
共に出羽三山の1つ、山岳
信仰・修験道の霊場である。

 同山の薬師岳の北の
中腹に湯殿山神社がある。

 海向寺の即身仏堂に
忠海、円明海上人の即身仏
(ミイラ仏)2体を安置する。

 全国24体の即身仏のうち
東北地方に16体、2体ある
のはここだけという。 

 木の実だけの木食
修行後、土中で鐘を鳴らし
読経・土中入定して即身仏と
なると云われる。

 神仏習合の信仰により
月山は阿弥陀如来(過去)、
羽黒山は観音菩薩(現在)、
薬師岳は薬師如来(未来)。

 湯殿山は別格として
大日如来とされた。山岳と
仏の興味深い習合である。

 即身仏は難行苦行の
修行により肉身のままで
「大日如来と一致する仏」
になることとされる。

  出羽三山の神仏習合
   修験道で生まれた即身仏


 海向寺(山形)即身仏堂



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