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(ゆかりの寺)
紫式部


 紫式部は小野小町、
和泉式部と共に平安時代を
代表する女流歌人である。

 学者・詩人で知られる
藤原為時の娘である。
藤原宣孝と結婚、一女を
産んだ後、夫と死別。

 一条天皇の中宮・藤原
彰子に仕える間、「源氏
物語」を書いたとされる。

 山科の地・後の「勧修寺」
での藤原高藤と宮道列子との
運命的出会いにより紫式部
ありというエピソードがある。

 紫式部はこの話を基に
源氏物語の「明石の君」の
ヒントを得たともいう。

 滋賀・石山寺に「源氏
物語」の構想を練ったと
いう「源氏の間」がある。

 京都「廬山寺」は紫式部
の邸宅跡として知られる。 
本堂南の源氏庭に紫式部
邸宅址の顕彰碑がある。

 廬山寺で人生の大半を
過ごしたと云われ、「源氏
物語」執筆地でもある。
 
 京都・引接寺、通称
「千本えんま堂」に
紫式部の供養塔がある。

 源氏物語が生まれた
  紫式部ゆかりの寺



 廬山寺(京都)源氏庭



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